記紀編さん1300年 宮崎関連 宮崎の神楽 By MORIMORI     

  宮崎県立芸術劇場会館20周年記念・記紀編さん1300年関連事業 

みやざき神楽まつり 〜日向神話を訪ねて

平成25年11月17日(日) 宮崎市 宮崎県総合文化公園内文化広場

実りの秋 神話伝承の里より集いし 神楽の魅力をご堪能あれ。  

 
平成25年11月17日(日)、宮崎県総合文化公園内文化広場において「みやざき神楽まつり〜日向神話を訪ねて」が開催されました。
日時 2013年(平成25年)11月17日(日)13時30分〜19時00分(神楽公演は16時00分〜19時00分)
場所 宮崎県総合文化公園内文化広場
みやざき犬 ひぃくんの神楽 (後日追加画像) → 詳細は、当サイト内ページ「みやざき神楽まつり 〜日向神話を訪ねて」をご覧ください。

当日は神楽の前に、いろいろ催しがあったようですが、当方は神楽が丁度始まった頃に行きましたので、ここで紹介するのは、神楽の写真のみとなります。

当日の神楽 は、高千穂神楽(上野(かみの)神楽)、高鍋神楽、銀鏡(しろみ)神楽、椎葉神楽(大河内神楽)、潮嶽(うしおだけ)神楽。 下記 全七番が披露されました。


高千穂神楽(上野神楽) 手力雄 高千穂神楽(上野神楽) 鈿女 高千穂神楽(上野神楽) 戸取
高鍋神楽 将軍 銀鏡神楽 蛇切り  椎葉神楽(大河内神楽)鬼神
潮嶽神楽 魚釣り舞






みやざき神楽まつり会場風景 観客は1500人だったようです。


文化広場中央付近が会場、御神庭前側にはベンチが並べられ、後ろ側はパイプイス、左右の側にはブルーシートが敷いてありました。
主催者発表によるとと、観客は1500人とのことでした。(おそらくイベントでの延べ人数かと思います。)
下に掲載した写真は、神楽の時の観客がピーク頃に撮影したものですが、約500人程のようです。
夜になると、結構寒くなり、薄着で入らした方は、寒さに耐えられず途中で帰られた方も少なくないようでした。

■ みやざき神楽まつり会場風景

お子様連れの方も見かけ、「宮崎の宝」神楽に触れ合うとても良い機会だったと思います。
■ みやざき神楽まつり 会場風景






当日撮影した神楽の写真紹介

神楽の解説はリーフレットより引用しました。各神楽の1枚目の画像は1920pix幅に拡大します。
下のサムネイル画像をクリックすると、それぞれの個別拡大写真のある神楽ページへ移動します。


■高千穂町 高千穂神楽 (上野(かみの)神楽) 岩戸五番より 三番披露


国指定重要無形民族文化財 昭和53年(1978年)5月22日指定 指定名称:高千穂の夜神楽
高千穂地方に伝承されている神楽は、天照大神(アマテラスオオミカミ)が天岩戸に隠れられた折に岩戸の前で天鈿女命(アメノウズメノミコト)が調子面白く舞ったのが始まりとされています。
昭和53年に国の重要無形民俗文化財の指定を受け、昭和55年にはヨーロッパで開催された国際伝統芸術祭に招待を受けるなど、全国各地で多くの公演を行っています。
その伝承は古く、神楽研究家の間では、平安末期から鎌倉時代にかけて成立したと言われています。
高千穂の夜神楽は、毎年11月の末から翌年の2月にかけて町内各地区にて33番の夜神楽を夜を徹して奉納し、秋の実りに対する感謝と翌年の豊饒(ほうじょう)を祈願します。
今回、高千穂の神楽は「上野神楽保存会」 番付は「手力雄(タヂカラオ)」「鈿女(ウズメ)」「戸取(トトリ)」 
高千穂の夜神楽を代表する、「岩戸五番」の中の代表的三番 高千穂神楽の代表番付です。
 当サイト内関連ページ→ 高千穂神楽

 高千穂神楽 (上野神楽手力雄(たぢからお)
■ 高千穂神楽(上野神楽) 手力雄 
■ 高千穂神楽(上野神楽) 手力雄 

緑色の装束はとても印象的でした、面も力強く良いです。 → 写真拡大のページへ




 高千穂神楽 (上野神楽鈿女(うずめ)
■ 高千穂神楽(上野神楽) 鈿女 
■ 高千穂神楽(上野神楽) 鈿女 

高千穂の神楽で、鈿女の冠姿は珍しいのではないでしょうか? → 写真拡大のページへ




 高千穂神楽 (上野神楽戸取(ととり)
■ 高千穂神楽(上野神楽) 戸取
■ 高千穂神楽(上野神楽) 戸取

手力雄の襷の色は「赤」は良く見かけますが、「青」ははじめて見ました。→ 写真拡大のページへ





 「夜神楽せり唄」の実演・指導 

■ 高千穂神楽(上野神楽) 夜神楽せり唄
高千穂の夜神楽を代表する三番の後に、「夜神楽せり唄」の実演・指導とが行われました。 
音符などの書いた資料も配られたのですが、時間がおしていたのでしょうか、説明、実演で終わった印象でした。
出来れば、「♪ヨイヨイサッサヨイサッサ」の部分を何度か会場全員で復唱練習して、声高らかに皆で唄うと、より良かったのになぁーーっと思ったりもしました。
「夜神楽せり唄」の歌詞等は、下部にある資料をご覧ください。



■高鍋町 高鍋神楽


宮崎県指定無形民族文化財昭和44年4月1日指定
高鍋神楽保存会 「将軍(ショウグン)」
高鍋神楽の起源は明らかではありませんが、国碑や神社の遺物から推定すると遠く平安時代から舞われていたと思われます。
霧島信仰の神楽で、旧郷六社(高鍋町の八坂神社・愛宕神社・川南町の自髭神社・平田神社・新富町の八幡神社・木城町の比木神社)の連合行事となっており、毎年輪番で舞われています。
祭場は各社の境内に設け、神髄(ひもろぎ)をたて、注連(しめ)を渡し、大幣を飾ります。これは「山づくり」、または「氏人の行事」ともいわれます。
稲作地帯の神楽には霧島信仰の投影が見られますが、高鍋神楽も例外ではありません。33番中、最も長時間を要する「節舞」では「霧島の峰より奥の月晴れて新たに拝む天の逆鉾」といった神歌を喝します。
■ 高鍋神楽 将軍
■ 高鍋神楽 将軍

将軍は、ポピュラーな番付、体力のいる舞いです。 → 拡大写真のページへ



■西都市 銀鏡(しろみ)神楽


国指定重要無形民族文化財 昭和52年(1977年)5月17日指定 指定名称:米良神楽 
銀鏡神楽保存会 「蛇切り(ジャキリ)」 
 綱神楽とも呼ばれます。 
 当サイト内関連ページ→ 銀鏡神楽 銀鏡神楽 銀鏡神社
12月14日から15日にかけて、銀鏡神社の大祭に奉納される銀鏡神楽は、九州山地・米良山系に古くから伝わる狩猟習俗と、中世の豪族・菊池氏とともにこの地に入山した懐良(かねなが)親王にちなむ伝承に鵜戸神宮から伝わる修験者系の神楽や日向神話などが混交した貴重な神楽といわれています。
銀鏡では神楽面そのものが神様として考えられており、この神々が次々に降臨する神楽番付の前半は神主や宮司によって舞われる厳粛なもの。第五番、鵜戸神楽、第六番、鵜戸鬼神は鵜戸神宮に関するもの。
その他の番付は32番のししとぎり等、総じて狩猟や、焼畑農業を中心とした山の暮らしを色濃く伝えるものです。
■ 銀鏡神楽 蛇切り
■ 銀鏡神楽 蛇切り

銀鏡神楽は、何度も通っておりますので、神主さま含め社人の方も見覚えが。
神事からはじまり、息のあった舞でした。  → 写真拡大のページへ



■椎葉村 椎葉神楽 (大河内神楽)


国指定重要無形民族文化財 平成3年(1991年)2月21日指定 指定名称:椎葉神楽 
大河内神楽保存会 「鬼神(キジン)」
 当サイト内関連ページ→ 椎葉神楽
椎葉神楽は、村内26ケ所の集落で11月中旬から12月下旬にかけて行われる夜神楽です。神楽は椎葉の人にとって1年を締めくくる祭りであり、地元では「冬祭り」、「年祭り」とも呼んでいます。
神楽は神楽宿に舞所となる御神屋を設け、正面に高天原を立て、周囲には注連縄を張り巡らせ御幣等の飾り付けをして舞われます。
神楽の特徴は、猪、鹿の奉納があったり、粟、大豆、小豆等の雑穀を用いるといった、山岳地帯の狩猟、焼畑文化の要素を色濃く伝えており、山の生活を表しています。
各地区によって舞いも衣装も太鼓のリズムも多種多様で、舞いの一つ一つが昔のままの態様を残していることから平成3年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。
■ 椎葉神楽(大河内神楽) 鬼神
■ 椎葉神楽(大河内神楽) 鬼神

鬼神が人との力比べで手を組んで、左右に激しく振る舞いは、とても印象的でした。 → 写真拡大のページへ



■日南市 潮嶽(うしおだけ)神楽


潮嶽神楽保存会 「魚釣り舞(ウオツリマイ)」 
 当サイト内関連ページ→ 潮嶽神楽 潮嶽神社
潮嶽神社の創建の時期は不詳。宮崎県史蹟調査には正保期(1644〜48)に飲肥藩主・伊東祐久が建てたとあります。
海神の国から帰国したホオリノミコト(山幸彦)に追われたホデリノミコト(海幸彦)が逃れて来たのがこの地として潮嶽神社が建てられたといわれます。
潮嶽神楽は宮崎の春神楽(作神楽)の幕開きを告げる神楽でもあり、例年2月11日(建国記念日)に奉納されています。「魚釣り舞」では、白い若男の仮面を着けた舞人が、釣り竿を担いで登場し、御神屋を巡りながら、波を寄せたり引いたりさせるような所作や渦巻きを起こすような所作を繰り返します。地元ではこの演目を「海幸彦の舞」と呼んでいます。
■ 潮嶽神楽 魚釣り舞
■ 潮嶽神楽 魚釣り舞

潮嶽神楽が神社以外で舞われるのは 滅多に無いというか・・おそらく初めて?ではないでしょうか。→ 写真拡大ページへ





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前田先生による神楽の解説 / みやざき犬による日向神話寸劇


(以下は拡大画像なし)

前田博仁氏( 宮崎県民俗学会副会長 )写真中央の中央にいらっしゃる方 により、各神楽の解説が行われました。神楽を見るのは初めてという方も多いことでしょうし、こういったミニレクチャーはとても参考になると思います。 がんばれユネスコ登録!!


■ 解説■ 解説■ 解説

宮崎のマスコットキャラクター「みやざき犬」は、高千穂神楽、銀鏡神楽、潮嶽神楽の前に神話の寸劇を演じ活躍。 

■ みやざき犬■ みやざき犬■ みやざき犬






肖像権・プライバシー権等、問題なき様、写真に写りこんだ観客の方につきましては、
お顔の判別が出来ない程度に、ボカシ等の画像処理を加えさせていただきました。 

ページ上で不都合、お気づきの点がございましたら、メールを頂ければ、対処します。





宮崎の神楽に関するお勧め本の紹介 (私も愛読・見学の際の参考にしております。)

宮崎の神楽 祈りの原質、その伝承と継承 宮崎の神楽 祈りの原質、その伝承と継承 / 山口保明著
みやざき文庫2 鉱脈社
生活文化圏を踏まえ、 人々の祈りの原質を追求。 神楽なくして明けぬ国・宮崎県内の北から南まで全域の、 土地に根ざす神楽を紹介。
番付も収録して神楽鑑賞にも役立つ。 第11回宮日出版文化賞。
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宮崎の神楽―祈りの原質・その伝承と継承
神楽三十三番―高千穂夜神楽の世界 神楽三十三番―高千穂夜神楽の世界
(みやざき文庫 56) [単行本]
後藤 俊彦 (著), 武田 憲一 (著), 沼口 啓美 (著)
みやざき文庫2 鉱脈社

夜神楽の里で舞いつがれる三十三番を、 各演目ごとに登場する神を比定し、 土地の神話や伝承も織りまぜて、 その意味を説明。 併せて、 夜神楽の里の歴史、 里人の心意気を描く。 グラビアも圧巻。
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神楽三十三番―高千穂夜神楽の世界


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