記紀編さん1300年 宮崎関連 宮崎の神楽 By MORIMORI     


「諸塚の夜神楽」 諸塚(もろつか)神楽パンフレット紹介 ページ

以下の内容は、「諸塚の夜神楽」パンフレット / 一般社団法人 諸塚村観光協会発行 「神話のふるさとみやざき」ブランド定着支援事業 (平成25年度発刊)を転載したものです。 
掲載された内容は、発行時点の情報であり、先々変更になる場合もあります。
神楽にお出かけの際には、諸塚村サイトなどをご覧いただき、確認いただきますようお願い申し上げます。

夜神楽の見学ですが、道が狭い部分も多く、冬は凍結等もありますので、土地に詳しく無い方は、夜の移動はなるだけ避けた方が無難かと思われます。

平成27年(2015年)の 諸塚神社スケジュールは下記 (参照元(もろつかナビ)

■戸下神楽 
 日時:2015年1月24日(土)正午〜門入 14時〜舞入 25日(日)10時頃まで
 会場:戸下集会所

■南川神楽
 日時:2015年1月31日(土)13時〜門入 14時〜舞入 2月1日(日)10時頃まで
 会場:甲斐照男さん宅(南川 松原地区)

■桂神楽大神楽  ※4年ぶりの大神楽奉納
 日時:2015年2月28日(土) 9時〜式典  10時〜舞入 3月1日(日)9時頃まで 
 会場:諸塚神社(諸塚村立岩)

■ 「諸塚の夜神楽」 パンフレット 表紙
みやざき犬 ひぃくんの神楽

諸塚の神楽


諸塚神楽

国選択無形民俗文化財(平成5年11月26日)
宮崎崎県無形民俗文化財(平成3年11月1日)

宮崎県諸塚村

九州脊梁山地の懐深く、標高1,000m級の山々に囲まれた小さな山里。
村土の95%が山林という山深い土地に88の集落が点在し、古くは焼き畑を行い、近年では林業やシイタケ栽培など山の恵みを活かしながら暮らしている。

諸塚神楽の大きな特徴は他に類のない200体を越す神楽面が残ること。
神楽のはじめに行う「舞入れ」では、神面が一同に並んで道神楽が舞われるが、他の神楽では見られない圧倒的に壮観な舞だ。
夜を徹して奉納される神楽舞いのルーツは神話の世界に遡る。
天照大神が天の岩戸にお隠れになった時に、誘い出そうと八百万の神々が力を合わせて舞い遊び、岩戸から誘い出したというエピソードが下地となっている。
諸塚神楽では、天照大神や天鈿女命、手力男神といった神話のヒーローだけではなく、山の神や水神など土地由来の神々も登場する。
日向神話の物語に登場する神々に加えて、焼き畑農耕や狩猟採集など山の恵みを活かしながら暮らしてきたこの土地ならではの神々も折り交ざり、神と人とか共に舞い遊ぶ世界が夜通し繰り広げられる。
■ 「諸塚の夜神楽」 パンフレット ■ 「諸塚の夜神楽」 パンフレット



戸下神楽

■ 「諸塚の夜神楽」 パンフレット 戸下神楽地図
諸塚村の東南に位置する戸下地区に伝承される。地形的にも隣接する南川神楽とほぼ同根と言われる。十数年に一度行われる大神楽(大成就神楽)では通常の夜神楽では奉納されない番付が8つ加わる。

 開催時期 1月最終 土・日曜日
 時間 土曜日 正午〜日曜日10時ごろ。
 会場 戸下集会所

 地図リンク(あくまでおおよその位置です。)

 戸下集会所(Mapfan

戸下神楽 演目


【一番】 山守※
【二番】 御拝(おがみ) 
【三番】 泰殿(たいどの)※
【四番】 御神屋ほめ
【五番】 地割(上)
【六番】 地割(下)
【七番】 森・愛宕(とうせい)
【八番】 鬼神(面)
【九番】 御大神(上)
【十番】 御大神(中)
【十一番】 御大神(下)
【十二番】 権現(面)
【十三番】 村方
【十四番】 八幡(面)
【十五番】 弓の将権(上)
【十六番】 弓の将権〈中)
【十七番】 弓の将権(下)
【十八番】 天神(面)
【十九番】 住吉
【二十番】 舞荒神(上)(面)
【二十一番】 荒神(面)
【二十二番】 舞荒神(下)(面)
【二十三番】 稲荷
【二十四番】 新地割(上)
【二十五番】 新地割(下)
【二十六番】 沖江(上)
【二十七番】 沖江(下)
【二十八番】 神随(上)
【二十九番】 神随(下)
【三十番】 振り上げ
【三十一番】 食供女(げくにゅう)※
【三十二番】 馬※
【三十三番】 馬追い※
【三十四番】 御笠子供※
【三十五番】 笠取り面(面)※
【三十六番】 牛頭天(上)
【三十七番】 牛頭天(下)
【三十八番】 御綱入れ※
【三十九番】 伊勢
【四十番】 伊勢延儀
【四十一番】 岩戸(上)(面)
【四十二番】 柴取り〈面)
【四十三番】 戸取り(面)
【四十四番】 岩戸(下)(面)
【四十五番】 浮輪取り(面)
【四十六番】 綱荒神(面)※
【四十七番】 火の神
【四十八番】 注連口
【四十九番】 稲荷(面)
【五十番】 御綱切り※

 ※は大神楽でのみ奉納される。

■ 「諸塚の夜神楽」 パンフレット 戸下神楽 2 ■ 「諸塚の夜神楽」 パンフレット 戸下神楽 1



南川神楽

■ 「諸塚の夜神楽」 パンフレット 南川神楽 地図諸塚村の東南部、南川地区に伝承される。隣接する戸下地区とほぼ同流派の舞い。数多くの神楽面が使えられており、中でも夜中の荒神とも呼ばれる荒神3体が並ぶ問答の場面は最も盛り上がりをみせる。

 開催時期 2月第1 土・日曜日
 時間 土曜日正午〜日曜日10時頃
 会場 5つの地区の集会所や民家が会場となり、毎年交代で
 実施されます。
 梅ノ木地区・松原地区・佐礼地区、小払地区、中尾地区

 地図リンク(あくまでおおよその位置です。)
 小払(Mapfan)中尾(Mapfan
 佐礼(Mapfan)松原(Mapfan
 梅の木(Mapfan)南川センター(Mapfan

南川神楽 演目

【一番】 拝み
【二番】 神高屋ほめ
【三番・四番】 地割
【五番】 森、【六番】 愛石
【五・六番をあわせて「とうせい神楽」という
【七番】 鬼神(面)
【八・九・十番】 御大神
【十一番】 天神(面)
【十二番】 村方
【十三番】 八幡大神(面)
【十四・十五・十六番】 弓の正護
【十七番】 住吉
【十八番】 荒神(面)
【十九番】 稲荷
【二十・二十一番】 新地割
【二十二・二十三番】 沖江
【二十四・二十五番】 神随
【二十六・二十七番】 牛頭天
【二十八・二十九番】 伊勢(面)
【三十番】 岩戸 上(面)
【三十一番】 柴取(面)
【三十二番】 戸取(面)
【三十三番】 岩戸 下(面)
【三十四番】 浮輪取(面)
【三十五番】 火の神
【三十六番】 〆口
【三十七番】 稲荷(面)

■ 「諸塚の夜神楽」 パンフレット 南川神楽 2 ■ 「諸塚の夜神楽」 パンフレット 南川神楽 1



桂神楽

■ 「諸塚の夜神楽」 パンフレット 桂神楽地図
桂神楽の起源については明らかでないが、本来桂集落にある桂八幡神社に奉納されるものであり、この神社は南北朝時代に関東かつらぎの国から勧請されたと使えられている。

 開催時期
 大神楽(夜神楽)は宮遷宮や神殿の改築、お日待ちなどの
 願成就といったときに奉納される。(不定期開催)
 通常は春秋の例大祭などで神楽三番が奉納される。

 会場 
 諸塚神社(立岩)桂八幡神社(桂)ほか

 地図リンク(あくまでおおよその位置です。)
 諸塚神社(Mapfan)桂八幡神社(Mapfan

桂神楽 演目

【一番】 宮神楽
【二番】 荒神の言い句(面)
【三番】 神おろし
【四番】 とうせい
【五番】 杉のぼり
【六番】 お大神
【七番】 太刀様(たちからさま)(面)
【八番】 地割
【九番】 弓のしょうご
【十番】 八幡様(面)・大祓
【十一番】 夜中のとうせい
【十二番】 柴入れ(面)
【十三番】 荒神の言い句(面)
【十四番】 かんずい
【十五番】 みかさ神楽
【十六番】 稲荷神楽
【十七番】 ごってんのう
【十八番】 おきえ
【十九番】 歳の神(面)
【二十番】 岩戸五番の開き
      伊勢神楽
      しばとり(面)
      戸とり(面)
      とんちく面(面)
      大神宮引き出し(面)
【二十一番】 願成就神楽
【二十二番】 神送り

■ 「諸塚の夜神楽」 パンフレット 桂神楽 2 ■ 「諸塚の夜神楽」 パンフレット 桂神楽 1

桂神楽の写真 四枚 
以下の写真は平成24年に県庁で開催された「神楽の祭典」の際、撮影したものです。
■ 諸塚村 桂神楽 しばとり
しばとり
■ 諸塚村 桂神楽 ととり
戸とり
■ 諸塚村 桂神楽 大神宮引き出し
大神宮引き出し
■ 諸塚村 桂神楽 大神宮(天照大神)を迎える
大神宮(天照大神)を迎える



 神楽カレンダー ・ 夜神楽鑑賞の心得・神楽を盛り上げるゼキ唄


開催月 曜日 まつり等 場所 種別 地図番号
4月 第一土曜 黒葛原 春祭り 黒葛原神社 昼神楽
塚原 春祭り 塚原神社 昼神楽
第1日曜 家代 春祭り 家代神社 昼神楽
第3日用 小原井 春祭り 小原井神社 昼神楽
第4土曜 立岩 春季例祭 諸塚神社 昼神楽
八重の平 春祭り 八重の平神社 昼神楽
7月 第2土曜 家代 夏祭り 家代神社 昼神楽
10月 第3土曜 黒葛原 秋祭り 黒葛神社 昼神楽
第4土曜 立岩 秋季大祭 諸塚神社 昼神楽
八重の平 秋祭り 八重の平神社 昼神楽
11月 2日 家代 秋祭り 家代神社 昼神楽
第2土曜 桂 霜月祭り 桂正八幡神社 昼神楽
23日 小原井 霜月祭り 小原井神社 昼神楽
1月 7日 八重の平 山の神祭 八重の平神社 昼神楽
第4日曜 戸下神楽 戸下集会所 夜神楽
2月 第1日曜 南川神楽 各集会所 夜神楽
上旬 矢村 初午祭り 矢村集会所 昼神楽 10

※掲載されている開催時期・内容は、地域の都合により変更になる場合があります。最新の情報をお問い合わせの上、お出かけください。

( 平成25年度諸塚神楽スケジュール → 諸塚神楽平成25年度開催スケジュール )

〜夜神楽鑑賞の心得〜

諸塚の神楽は、各集落の住民の手で伝承されてきた神聖なお祭りです。そこに参加させてもらうという気持ちを持ってお越し下さい。

●夜神楽を奉納する会場は、地域の集会所や一般の民家です。周辺に宿泊施設はありません。

●会場へのアクセスは、マイカーまたはタクシーの利用となります。会場までの道路が不安な場合は事前に観光協会までお問い合せ下さい。現地では地元消防団が駐車場の誘導を行っている場合もあります。その場合は、係りの指示に従うようにしてください。

●地元では、神事へ参列するお供えとして焼酎(2升〜3升程度)かそれに相当するお金(御神前)を持参する習わしになっています。

●夜神楽が奉納されるのは、民家や集会所の庭に掛け出してつくられる御神屋(みこや)。基本的に屋外での見学となりますので、防寒対策はしっかりとしてお出かけください。

〜神楽を盛り上げるゼキ唄〜

神楽の夜は、昔から寒さもいとわずに周辺の集落から若者たちが大勢集ってきました。古老の話によると、神楽を見ながらセリ唄を歌う楽しみ、また大勢が集う場で夫婦の相手を見つける楽しみもあったとのこと。男女が入り混じって数人が肩を組みセリ歌に合わせて声をかけ合いました。太鼓がはずめば、舞い手もはずみ、神楽セキもはずむ。三者一体となって神楽を盛り上げます。

こよさ夜神楽にゃ せごでてきたが サイナー
 ぜがにゃそこのけ こちがぜぐ ノンノコサイサイ

囃子 ヨイヨイサッサ ヨイサッサ
      ヨイヨイサッサ ヨイサッサ

様は三夜の 三日月様よ サイナー
 宵にちらりと 見たばかリ ノンノコサイサイ(磯子)

三夜さまでも日にちがたてば サイナー
 いつか十五夜 まるくなる ノンノコサイサイ(磯子)

神楽見とうて 家をば出たが サイナー
 神楽見じゃろに 嫁女ひき(囃子)
■ 「諸塚の夜神楽」 パンフレット 神楽鑑賞の心得など

■ 「諸塚の夜神楽」 パンフレット 裏表紙■ 「諸塚の夜神楽」 パンフレット 地図


「諸塚の夜神楽」 諸塚(もろつか)神楽パンフレット紹介 ページ





宮崎の神楽に関するお勧め本の紹介 (私も愛読・見学の際の参考にしております。)

宮崎の神楽 祈りの原質、その伝承と継承 宮崎の神楽 祈りの原質、その伝承と継承 / 山口保明著
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